【福岡高校/大濠高校 合格 定期5教科408点→488点】(福岡市 福岡高校、香住丘高校、新宮高校、高校受験)

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【福岡高校/大濠高校 合格 定期5教科408点→488点】

     

中学1年生の夏休みから指導開始。 1学期の定期考査の点数は、国81 数76 社76 理81 英94で合計408点。 通知表の結果は、「国4 数4 社4 理4 英5」であった。 小学低学年の頃から英進館で中学受験対策を行っていたが、成績が伸び悩み受験を断念。 中学入学後も英進館に通塾していたが、1学期の定期考査の点数が良くなかったため、家庭教師の依頼をした。

     

初回面談時には、「志望校は新宮高校に進学できれば…」と保護者の方もおっしゃっていたが、どこか不本意であるような印象を感じた。 「まだ進学先を決める段階ではなく、今後大きく飛躍する可能性もあるので、1年後の学力を見て進学先を決めていただきたい」とつげた。

 

生徒の性格は、自信がなく、不安な気質を感じた。このような性格は上手く指導できれば、大躍進の可能性を秘めている。 勉強をすることで不安を打ち消すことを覚えてくれたら、学力は鰻登りだからだ。

     

また、幼いころから英語塾に通っていたため英語は得意で、私が指導してからも英語塾には通い続けるとのこと。 私の指導は2時間を週2回、苦手意識が強い数学をメインに、漢字や理科・社会の暗記も併せて指導することとなった。

        

メインで指導する数学に関しては、中学受験を目指していたこともあり、小学校の範囲はほぼ問題なし。 一般的な中学生が躓いている割合や速さ、比などは、十分に理解しているので、中学校の範囲から指導を行った。

  

1学期の授業で学ぶ正負の数と文字式も、思ったよりもよく出来ていた。1学期の点数が伸び悩んでいたのは、演習不足であると考えた。 そこで、教科書準拠の問題集と私が作ったプリントを用いて演習問題を解き、再度単元テストを行った。 単元テストでは90点以上の点数を取ることができたので、2学期に学ぶ範囲の予習を進めていった。

  

また、併せて、私が作った社会と理科の一問一答形式で出題されるプリントを覚えることを宿題にして、毎回小テストを行った。

     

2学期の授業が開始されるとすぐに中間テストの範囲が発表される。

     

そこで市販の定期考査対策用の問題集や私が作った暗記用プリントを用いて、5教科の指導を行った。 1学期の定期考査では直前まで暗記をしていたそうで、学校のワークを見直したり、対策の問題を解くことができなったそうだ。 しかし、今回は夏休み中に1学期の後半で学んだ内容を覚えていたため、直前はワークの見直しをしたり、演習を行うことができた。

     

中間テストが終わったあとに生徒に手ごたえを聞いてみると「1学期よりは出来たと思います」とちょっと自信なさげに話していたので少し心配したが、結果は大躍進であった。 国83 数89 社94 理95 英98で合計459点、5教科で51点の大幅点数アップ! しかも、5教科の平均点は1学期の期末考査よりも15点も下がった上での大躍進。 保護者の方もすごく喜んでいただけたようで「小学校低学年から通っていた塾を辞めるのは不安でしたが、先生に頼って本当に良かったです」とおっしゃっていただいた。

  

生徒には「点数が大幅アップした後に真価が問われる。だいたいの生徒は、点数が取れたことに満足し、そこに油断や慢心が生まれる。 だから、次のテストで点数が大きく下がってしまう。あなたはそういうことがないようにね。」と伝える。

 

その甲斐あってか、2学期の期末テストは、国75 数91 社94 理98 英88で合計446点。 少し点数は下がったが、中間テスト後に懸念したほどではなかったため一安心。

 

2学期の通知表の結果は、「国4 数5 社5 理5 英5」で1学期よりもアップ。順調な滑り出しとなった。

 

1年生の3学期の定期考査も5教科で450点程度。数学に関しては、2年生の内容まで進んでいた。 2年生からも数学の予習をどんどん進めていく。 3年生の1学期には中学数学の全範囲を終わらせ、その後は難関校への合格を目標に受験対策を行うことを目標にする。

 

2年の1学期の定期テストは、国91 数98 社94 理99 英88の合計470点。 さらに2学期の中間テストは、国97 数98 社100 理98 英95の合計488点!

 

生徒曰く、この点数は学年で2番だったそうだ。 学校から点数が公表されないが、学年での上位者は競い合いをしているそうで、今回は自分が2番になったと喜んでいた。

 

その後の定期考査は450〜470点、内申点は40点前後を維持。 3年に進級すると、生徒が「中学校で点数を競い合っている同級生たちのほとんどが福岡高校を目指しているから、自分も福岡高校に進学したい」と言っていると、保護者の方から聞く。

 

当初の予定通り、1学期の5月には中学数学の全範囲の学習をおえる。その後は、数学は公立高校の受験対策として記述問題の演習、 また西南学院高校や大濠高校の過去問を用いてさらに数学の学力をあげる。また理科、社会の暗記プリント、記述対策を行い。 内申点が下がらないように定期考査の対策を入念に行った。

 

3年の2学期の内申点は、45点中40点。外部生として受験していた英進館の模擬テストでは、福岡高校の合格判定はC判定。 C判定ではちょっと心配だったが、これからの頑張り次第では合格可能性はあると判断。

 

冬休みからは2年ぶりに英進館に復塾し、その合間を縫って私の指導を行った。 英進館の模試では数学の図形の問題が取れておらず、点数が伸び悩んでいたため、図形の問題に特化して指導を行った。 また、10年分の公立高校の過去問を解き、正解できなかった問題をピックアップして、復習を行った。

 

私立入試では、大濠高校のスーパー進学を受験。結果は不合格であったが、進学クラスには合格。 生徒には以前から「あくまでも目標は福岡高校への合格だから、十分な対策はせずに大濠高校を受験することになる。 だから、落ちて当たり前。」と不合格でもネガティブにならないように細心の注意を払っていた。

 

2月に終わりにインフルエンザに感染してしまうアクシデントがあったが、通院して薬を飲むとすぐに元気になり、 むしろ自宅での勉強がはかどったそうだ。その際、対策プリントを自宅に届け、LINEで指示するサポートを行った。

   

インフルエンザから学校復帰後、お母様から、生徒が「たぶん福岡高校はダメだと思う」といったネガティブな言葉を言うようになった、また夜の寝つきもよくないみたいだと伺う。 これはセルフハンディキャップといって、あまり良くない傾向である。

 

生徒には「誰もが自分が合格できるかどうかはわからない。 それならば前向きな気持ちを持って受験した方が絶対に強い。 そうやって人一倍に不安に思ってしまうのは、結果に固執しすぎているからだよ。 これまで一生懸命に努力していたからこそ、結果を求めて不安に思ってしまうのは当然のこと。 でも、合格であろうとも不合格であろうとも、今まで努力してきたことや残してきた成果は何一つとして変わることはない。 そして、勉強することで合格が保証されることはないけれども、あなた自身が成長したことは間違いない。 少なくとも私が教え始めたころはとても福岡高校を受験する水準にはなかった。 それが今は合格できるかもしれない水準に達することができた。そこに目を向けよう。 勝負事は時の運。入試の結果によってあなた自身やあなたのこれまでやってきた努力が否定されることはない」と伝えた。

   

また「これから不合格が合格になるような勉強法はないから、今は力を出し切れるように体調管理に努めて。 今のあなたには1分、1秒を勉強時間にまわす必死さよりも、ちょっと息抜きにテレビみたりできるくらいの心の余裕の方が必要だよ」とリラックスできるように声かけを行った。

 

そして、入試本番を迎える。自己採点は、300点中256点。目標であった255点をクリアできたので一安心。 入試が終わってからは、同じ福岡高校を目指している友だちたちと比べても点数は取れている方だったので、合格発表日まで安心して過ごすことができたようだ。 結果は無事に合格することができた。

 

お母様からは「中1の初めの頃はどうなってしまうのかと不安でしたが、先生が丁寧に教えてくださって本当に助かりました。」とおっしゃっていただいた。 そこから新中1になる妹へバトンタッチ。

 
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