福岡高校に合格するためには (1)土台作り(小学生編)福岡高校、香住丘高校、新宮高校、宗像高校、高校受験│福岡で直接契約・個人契約のプロ家庭教師

top1
top2
トップページ > ふなきちコラム > 福岡高校に合格するためには (1)土台作り(小学生編)

福岡高校に合格するためには (1)土台作り(小学生編)

福岡の第4学区 最上位校 福岡高校

福岡市内には、県立高校の御三家と呼ばれる高校が存在します。 第4学区の福岡高校第5学区の筑紫丘高校第6学区の修猷館高校です。 これらの高校では、福岡の東大とも言える旧帝国大学の九州大学に、毎年100人以上が進学しています。

 

また、政界、財界、各学会へ著名な人物を輩出しており、福岡県内だけでなく全国区で知名度の高い学校です。 福岡では「公立中学→公立高校→九州大学」の学歴を理想とする風潮が根強いため、上記の3校はとても人気があります。

 

今回は、県立高校の御三家、とくに福岡高校を目指す中学生のために、達成しておくべき目標や身につけておく習慣について書きたいと思います。

   
小学校を卒業するまで身につけるべきこと

まず、小学生の時期で何よりも大切なことは、塾に通うことや家庭教師をつけることではありません。 それよりもずっと大切なことがあります。

 

それは規則正しい生活を送ることです。 ここでよく勘違いしがちなのは、「規則正しい生活=早寝早起きではない」ということです。 規則正しい生活と言うと、なぜか睡眠時間の話になりがちです。 ですが、ここでは睡眠だけでなく、食事、遊び、学習も全て規則正しくという意味です。 もちろん睡眠の習慣もその中でも重要なポイントの1つです。 毎日同じ時間に寝て起きることで、規則正しい生活習慣を支える主柱となるでしょう。 睡眠時間に関しては、小学生・中学生ともに7時間半〜8時間で十分だと思います。 睡眠、食事、勉強、遊び、どれも規則正しく毎日ほぼ決まった時間に行うようにしましょう。

 

そして、遊びすぎないことも大切です。 よく「小学校までは思いっきり遊ばせたいから、卒業するまでは勉強についてはあまりうるさく言わない」という信条をお持ちの保護者の方がいらっしゃいます。 けれども、小学校を卒業するまで思いっきり遊んだ子供は、中学生になっても思いっきり遊びます。 遊びたいという欲求は底なしです。 さすがに、お子さんを福岡高校に進学させたいと考える親御さんにこのように考える方は少ないと思いますが。 小学生の時期から度が過ぎないように、減り貼りをつけた遊び方を学ばせたいところです。。

 
テスト前の復習・テスト後のやり直しを徹底しよう

学力を上げたいと考えたとき、多くの方の頭に思い浮かぶのは、塾や家庭教師、また学習教材を利用することだと思います。 しかし、それよりもずっと大切なことがあります。 それは学校で学んだことの復習です。 小学校では単元ごとにテストが行われます。 そのテストの前には、教科書、ノート、プリントを必ず見直すようにしましょう。 小学校を卒業する前に、この習慣を身につけておけば、中学校の定期試験でつまづくことはないでしょう。

 

そして、もう1つ重要なことは、テストで出来なかった問題は必ずやり直しをして、完全に理解することです。 テストが返却されると、点数の良し悪しで一喜一憂しがちです。 しかし、テスト(test)には、検査と言う意味があります。 病院で行われる検査で異常が認められれば、すみやかに治療を施す必要があります。 それと同様に、知識や学力も不十分な部分があればケアやフォローをしなければいけません。 これを怠ると、将来的に手の施しようがない事態に陥ります。

 

これらの習慣を小学校時代に身につけておけば、福岡高校に合格できるだけの学力を身につけることが可能です。 一方、中学生の段階で上記の習慣が身についていなければ、上位校合格は難しくなります。 何せ中学校に入学する段階で、遅れをとっているからです。 不可能とは言いませんが、遅れを取り戻すためには、何倍もの努力が必要です。

 
受験は競争 競争は小学生の段階で始まっている

社会に出ると、どの業界も熾烈な競争を繰り広げられています。 もちろん、受験においても同様です。 3年間という決められた期間内で、中学生たちは競争を行います。

 

これをマラソンなどの競技に例えてみましょう。 レース中のパフォーマンスは、そのレースのための準備(トレーニング)を如何に効率よく 行ったかによって結果が大きく異なります。 その準備段階が小学校の期間です。 如何に早い段階で準備を始めるかが、レースの勝敗を決めます。

 

つまり、受験競争はレースが行われる前の小学校の段階から始まっているのです。

 

(2016.6.16更新)



copyright (c) 2015 funakichi katekyoshi All right reserved.