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定期テストが終わるたびに、多くの保護者の方から「塾に通わせているのに成績が上がらない」という相談を受けます。 特に、英進館や全教研といった大手学習塾に通っている生徒の保護者からの問い合わせが多く、 塾では結果が出ないと判断し、家庭教師への切り替えを検討されるケースも珍しくありません。
私が指導する生徒の中には、塾と並行して家庭教師を利用している子もいます。 その生徒に話を聞くと、塾では「定期テスト対策」と言えるほどの指導は行われていないことが分かります。
塾の授業は、学校の授業よりも先を進める形式で行われ、試験前になると復習授業を挟みながら、大量の予想問題プリントが配られます。 そして、それらを自宅で解くよう指示されるだけのことが多いのです。
学力が高く、普段から定期テストを意識した学習をしている生徒であれば、塾の予想問題プリントを活用してさらに高得点を狙うことができるでしょう。 しかし、多くの生徒は、日頃から定期テストに向けた準備が不十分なため、基礎学力が不足しています。その状態で予想問題に取り組んでも、成績向上にはつながりません。
学校の先生も、こうした「付け焼き刃の対策」では太刀打ちできないようなテストを作成しています。そのため、根本的な学習方法を見直す必要があります。
学習教材は、大きく「演習型」と「網羅型」の2種類に分かれます。
演習型教材:出題傾向の高い問題を厳選した「定期テスト攻略本」のような問題集。
網羅型教材:出題傾向に関係なく、教科書の内容を網羅的にカバーする問題集。
演習型教材は、薄く手軽なため、生徒も取り組みやすいメリットがあります。しかし、これはテスト直前の「最終確認」用であり、基礎力のない生徒には適していません。
継続的に400点以上を取れていない生徒は、まず網羅型の教材を使って基礎を固めることが重要です。そのうえで、試験前に演習型教材を活用することで、より高得点を狙えるようになります。
また、学校で配られるワークも網羅型教材の一つです。 普段からワークをコツコツ進めることで、基礎知識が身につき、定期テストで高得点を狙いやすくなります。 テスト直前に詰め込むのではなく、日常的に取り組むことが成績アップのカギとなります。
定期テスト対策で最も重要なのは、学校で配られるワークをしっかりやることです。 シンプルですが、これが最も効果的な学習方法です。実際、学校のワークは教材として非常に優れており、私立・公立高校の入試対策にも活用できます。
一方で、塾の授業は重要な部分に絞られており、基礎知識が不足している生徒には十分な学習にはなりません。 それでも、生徒自身は「塾に行ったから勉強した」という満足感を得てしまい、実際の成果につながらないことが多いのです。
私の授業では、数学と英語は先取り学習を進め、理科・社会は網羅型教材を宿題にしています。 場合によっては学校のワークを宿題にすることもあります。こうして普段から基礎を固め、試験前には演習型教材で実戦的な対策を行うのが理想的な学習方法です。
勉強に特別な近道はありません。スポーツでも同じですが、画期的な方法や派手な手法ではなく、基本を深く掘り下げ、丁寧に積み重ねることが大切です。 これを続ければ、塾や家庭教師を使わなくても8割〜9割の得点を取ることは十分に可能です。
もし学校でワークが配られない場合は、対策プリントなどを活用するのも一つの方法です。 その際は、まず教科担当の先生に相談し、どのような勉強をすればよいのかアドバイスをもらうとよいでしょう。
結論:ワークをやれ! 家庭学習で基礎を固めることが、定期テストで成績アップする最短ルートです。
2016年6月15日更新
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