私の指導が教え子に上手くハマると、成績が飛躍的にアップします。100点満点で1ケタの点数しか取れなかった子が、50点アップすることもあります。 今までは出来なかった子が急に変化すると、他の友人やその親御さんの間で、「一体、彼(教え子)に何が起きたんだ?」と噂になります。 そうなると、私のところに、教え子の同じ学校の同級生から新しい依頼が入るわけです。
ご依頼があるのは光栄でとても喜ばしい事なのですが、指導する生徒の学年が偏りすぎると問題となることがあります。 それは、やめる時期が重なってしまい、一気に生徒が減ってしまうという可能性が高まるからです。
多くの生徒は中学校を卒業と同時に、家庭教師も卒業となります。 仮に、10人の生徒のうち、5人が中3の生徒だったとします。 その生徒たちが、中学を卒業する3月で全員辞めてしまわれると、4月からの私の収入が半分になります。
これは精神的に非常にきついです。 そのリスクを軽減するためには、一学年1〜2人と学年を分散させる必要があります。
しかし、これも辛いです・・・。藁をもすがる思いで私の指導を希望されている方に、断らないといけない。 結局、後先考えずに引き受けてしまうわけです。