今日は先日報道されていたニュース記事について思うところを書こうと思います。
「塾帰り安全確保に関心高まる…危険察知し回避を」(YOMIURI ONLINE)
今月の初め、広島市で塾帰りの小6女児が、スーツケースに閉じ込められ連れ去られる事件が起こりました。 この事件の以前から、塾の行き帰りに起こる問題についてたびたび議論や報道がされていました。今回のような凶悪犯罪が起こるのは稀ですが、徘徊している非行少年からの恐喝や暴力、塾帰りに起こる同級生同士のいじめ、また生徒による万引きや恐喝の誘発など、塾の行き帰りに起こる問題は多種多様です。
私自身も、通塾中に高校生に恐喝・暴行されたことがあります。中学2年生のころ、塾から100mくらい離れた場所まで車で迎えに来てもらっていました。 その間に3人組みの高校生に恐喝され、4,5発くらい殴られました。お金は持っていなかったので取られませんでしたが…。 私以外にも、高校生に恐喝され暴力を振るわれたという同級生もいました。また万引きをして捕まったという塾生もいました。
これらの経験を踏まえたうえで、塾の行き帰りには細心の注意を払う必要があります。 塾の行き帰りの安全はしっかりと守らないと取り返しのつかないことになりかねません。 そこで塾を選ぶ場合は、送迎バスのある大手の塾をおすすめします。 ただ、すべての塾に送迎バスがあるわけではありません。また送迎バスはあっても、自宅の場所によっては利用できないこともあります。
その場合は、自動車での送迎が必要です。 しかし、送迎バスがなく、自動車での送迎ができない場合は、どんなに注意しても事件に巻き込まれるリスクは0ではありません。 また、街は誘惑でいっぱいですから、塾に通わせたらだんだん帰宅時間が遅れるようになって逆に成績が落ちていったなんてこともあり得ます。
そこで、そのような問題を一気に解決する手段として、家庭教師を利用することをおすすめします。 通塾の必要がありませんから、事件に巻き込まれる可能性は0ですし、 行き帰りの時間の節約もできます。 通塾の往復1時間を勉強に使うこともできますし、ストレス解消に家族でテレビを観たりゲームしたり、睡眠時間を増やしたりと、有意義に利用することができます。
こうやって、ブログを書きながら、通塾していた頃を振り返ると「あー、塾ではなくて家庭教師だったらどんなに時間を有意義に使えただろうな。ヤンキーに殴られることもなかったし、お金の無駄遣いもしなかっただろうなー。」と思います。 往復1時間から1時間半かけて週に2回通っていましたから、1年間だと「75分×2回×52週=7,800分=130時間」。 これを3年間だととんでもない時間です・・・。 先日、これを母に言っても「家庭教師を雇うだけの経済的な余裕はなかった」と言われましたけどね。
そういう点でも、安価で契約できる個人契約の家庭教師をもっと普及をさせたいと思っています。 それぞれがさまざまな条件下で生活していますから一概にこれが良いとは言えませんが、まずはお子さんの安全が第一です。 広島市の拉致監禁事件では無事に救出されましたが、何か起きてから対処しても取り返しがつきません。
お子さんの安全を守るという点で、家庭教師も選択の一つに加えていただけばと思います。