今年も残すところ2か月を切りました。
2学期は9月の中旬に中間テストがあり、一息つく間もなく期末テストとてんてこ舞いでした。 中間テストから期末テストまでの期間が短いうえに、合唱コンクールや体育祭などの学校行事があり、授業はほとんど進みません。 そのため、テスト一週間前になっても、学校の授業で出題範囲がすべて終わっていないようです。
もしテスト前の一週間で体調を崩して学校を欠席してしまったら、一度も授業を受けることなく定期考査に臨まなければなりません。 それで良い成績を残すことができなければ、高校受験にまで影響を及ぼしてしまいます。 受験における公平性の担保が謳われるご時世なのに、理不尽だなって思います。
最後まで試験範囲を終わらすことができなければ、範囲を狭くせざるを得ません。 それを見越して1週間前にアナウンスがあるのなら、生徒にとっても、家庭教師にとっても、とてもありがたいことです。 なにせ勉強する範囲、指導する範囲が少なくなるのですから。
しかし、現実は不条理です。過去に指導した生徒の場合は、本当に理不尽極まりないタイミングでの範囲変更が行われました。 なんと、範囲変更の知らせがあったのは、テストが始まる1分前です。 生徒が言うには、テストが開始される直前に担当教員が教室に入ってきて、 「○組がテスト範囲まで授業がおわらなかったから、□□の部分はテストに出してないからな。」とのこと。
前日に、多くの時間を使って、その範囲を指導していたので、さすがに頭にきました。 今の受験システム上、将来を左右するかもしれない定期考査なのですから、もう少しちゃんとしてほしいですね。